〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

三浦洸一 1 〜さすらいの恋唄〜落葉しぐれ〜男なら

三浦洸一さんは、、

その繊細なムードや情緒を醸し出す、やや高めの甘い声質で、、

流れる様にスムーズに歌われた、表現力の豊かな 歌唱が心地よく、、


1950年代の流行歌らしい、哀感と叙情性を秘めた歌を、丁寧に歌われています。^^




穏やかで優しく暖かな曲調のムードに、、各地を転々と渡る 愁いの旅情の淡い余韻が残る「さすらいの恋唄」( さすらひの戀唄)




寂しく 流れて暮らす流れのギター弾きの悲哀を、、ゆったりとした情感溢れた歌唱をされた「落葉しぐれ」




恋の未練をシットリとした、緩やかで前向きな曲調で、そっと静かに振り切る「男なら」



1950年代らしい、ややアップテンポ、マイナー調の軽快さで哀感漂う「慕情の唄」



重く切ない想いを歌う、、淡谷のり子さんのブルースや、美空ひばり さんの初期の「悲しき口笛」の様な、、非常にマイナー調で、、

また歌唱の抑揚の細かさにも味わいのある「灯影のギター」



などなど、その繊細な抑揚と、細かなビブラートを淡く滑らかに使われ歌唱されたスタイルは、

感覚的に鋭敏で胸に迫るものがあります。^^