〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

ピンク・レディー 1 〜ペッパー警部〜S・O・S〜カルメン'77〜渚のシンドバッド〜B面

ピンクレディーは、キャンディーズとほぼ交代する様な形で70年代後半に国民的人気を博す、女性二人のデュオで、、


衣装や踊りのインパクトと奇抜さ面白さ、そしてハーモニーの美しさがあり、、


その上、あまりに非日常的なもの、そしてスポーツ等も含めて、多岐にわたるテーマを題材としています。

阿久悠さん作詞、都倉俊一さん作曲のコンビが作詞作曲を多く担当されていて、、

大ヒットを連発。一世を風靡されました。^^



デビュー曲でやや艶やか、かつ色っぽい路線を既にとられた「ペッパー警部」、

そのB面曲で、、

秋のムードを歌詞では歌いながらも何か誘いを期待した緊張感を匂わせる「乾杯!お嬢さん」


狼になる男性の危険性の注意喚起から、、

今にも襲われそうな危険に晒されている〜という助けを求められる〜という新感覚の曲の「S・O・S 」


人気曲であり、、コミカルなサウンドで、ユニークに、、

大胆な心境に誘われた心境をピンクの林檎をたべたから かしら?  と歌う独特の面白い曲「ピンクの林檎」、、


お色気 有りそうで無さそうでっす〜、、の様な変な歌詞に笑ってしまいながらも、サビが綺麗な「カルメン'77」


父親と思しき 謎のパイプの人が、主人公の目論む恋路を、、

何の恨みがあってか毎回邪魔しに掛かってくるという、、明るく楽しい曲「パイプの怪人」


ナンパしまくる遊び人のサーファーなジゴロの様な男性に、心を囚われてしまう歌詞で、メロディの聴きやすさが秀逸な、、

渚のシンドバッド


若さと色気で迫る、、

極めてキャッチーで、耳に馴染む快活なメロディーが印象に残る「パパイヤ軍団」



この様にピンクレディーはB面曲の人気も高く、、A面に匹敵していて、、

特に当時のレコードを何処かで聴いた方は、ホントに、よく覚えていらっしゃいますね。^^



そういえば前に知り合いが、、

ピンクレディの組み立て式の浮き輪を応募懸賞で小学生の頃に当てて、、


海にもっていく内に破れて空気が入らなくなったため、泣く泣く捨てるしかなかった悔しさを悲しげに語っていました。^^笑笑

紅の豚〜スタジオジブリ〜感想

このアニメ映画は服装など時代背景的に、、第一次世界大戦第二次世界大戦戦間期が舞台だと思っています。

空への憧れ、ミステリアスな美女、熱い決闘、酒場、音楽のムードなど、、
いろいろ、昔のイタリア風を意識していて男性性と、それにまつわる見果てぬ夢や浪漫、友情 等を丁寧に描いています。


あの(東大卒であり、、森繁久彌さんが作詞作曲された知床旅情のカバーを大ヒットさせた事と、、中森明菜さんの「難破船」の作詞作曲をした事で知られる)
加藤登紀子さん演じる マダムから、自分自身に魔法を掛けたと話がなされ、、
どうやら戦時下における罪への罪悪感から、豚になったと言うことらしく。

その具体的な理由はサラッと語られてはいますが、、
戦争が始まってしまったが故に運命として敵対してしまうに過ぎない国同士(空軍同士)の無益な激闘、悲惨な空中戦において仲間の命を救えなかった事だと思われます。

撃ち落とされた筈の飛行機ごと、、なぜか敵そして仲間達が上空へのぼり消えていくのを夢か現か、、
幻覚なのか現実なのか、、驚き叫びながら若かりし日のポルコが呼びかけていたシーンの描写もされていて。

ここにも仲間達との深い結びつき、戦友、友愛、、
現代人には やや理解が難しいといえる当時の(昭和期の)男の浪漫というか、、固い結びつき、美しさが感じられますね。^^

終わりは勿論、マダムやフィオと結ばれる、、なんて事もなく、、笑

フィオがその後の世界については、軽くナレーションで説明をするだけで、、
後はよく分からないのですが、マダムがポルコを引き止めていた様な??
(とても長い時間にわたり、信じて待ち続けてはいます。)

二人が幸せになった〜というハッピーエンドらしい雰囲気なんだと個人的には思いました。^^

松田聖子 2 〜チェリーブラッサム〜夏の扉〜白いパラソル〜

松田聖子さんは「風立ちぬ」の時期にあまりの喉の酷使で声変わりをしてから、、


歌い方がやや色っぽい路線に変更されたと言われていて、「赤いスイートピー

(このスイートピーは心の岸辺に咲き、現実の存在では無いので、、実は何色でも良かったそうですね。^^

しかし何と、、今までは実際には無いと言われていた、赤いスイートピーは実は存在していたらしいとか!?笑)


から歌い方が明らかに変わってきます。

ぶりっ子路線へと更に明確に移行し始めましたね。


(かなり喉を痛めたのは事実らしいのですが、、声変わりの真偽の程は、どこまで本当なのかは定かではありません。^^笑)



新しい季節の、、自由で伸びやか、果てない広がりを感じさせる「チェリーブラッサム


フレッシュ、フレッシュ、フレぇ〜ッシュ、、

の爽やかで綺麗な声で知られる、輝く季節の到来のイメージ「夏の扉」、、


遠い海と空の広がり、詩の世界の繊細な表現を通して、これからの甘い未来を予感させる「白いパラソル


別れから季節は秋を迎えて、、幸せな想い出と寂しさを受け入れながら、躓(つまず)かないで歩む決意をする大瀧詠一さん作曲、松本隆さん作詞のコンビの作品風立ちぬ


そういえば、「風立ちぬ」の この世界観を出すために凄まじい数のNGを出されたらしく、当時は苦手だった発言がありましたね。^^笑

未だに iPhone6〜物持ち〜

2014年に発売されて最新型だった iPhone 6

を未だに使っています。


大抵は機種を言ったり、ショップで見せると、こちらが予想する以上に周りにも驚かれたりしていて。^^汗

(調べると10パーセント程は持っていらっしゃるので、そこまで少なくは無いのですよ。笑)


まだ、あと何年も持ちそうなので、ここまで来たら、、できる限り長い間、大事に使おう!!


、、などと、よく分からない決心を新たにしております。^^


昔から物持ちは 良い方で、、

(ランドセルや鞄、手提げ、制服、教科書は勿論のこと、凡ゆるものが、割とそのまま有りますねえ。

なんと言っても、、基本は面倒くさがりなので、わざわざ時間をとって 買い替えたくないのも有ったり無かったり。。汗)


とにかく!!^^

使えるものは何でも末永く大事に使いたい方です。

これは別名 貧乏性とも言うのかも??^^笑


まあ節約もできるし、そんな自分が嫌いでもないので良しとしましょう。^^


田原俊彦〜ハッとして!Good〜君に薔薇薔薇…という感じ〜ラブ・シュプール〜

田原俊彦さんは近藤真彦さんのライバルと目されていた80年代のアイドル歌手です。

(野村義男さんと3人合わせて、たのきんトリオと称されていましたね。)


おどけた雰囲気と、そのダンスの上手さにも定評があり、かなり際立つ存在感を放っていました。



グリコのCMで松田聖子さんとの共演をされた爽やかで楽しい青春を印象づける

ハッとして!Good


ダンスミュージック、ディスコ調が多くて、ダンサブルな田原俊彦さんらしい、熱く激しい曲調である「恋=Do!」



結婚というワードを使い、恋の本気度の高さを激情とともに薔薇薔薇になる、、と表現したダンスナンバーとも言える

「君は薔薇薔薇…という感じ」、、


また、極めてキャッチーかつ、オーケストラも加わり、、幻想的で壮大な愛のテーマである「ラブ・シュプール」、、


こちらは、田原俊彦さんが一人二役を演じられた映画「ウィーン物語 ジェミニ・YとS」の主題歌であり、、

(上の二曲は共に、、三浦徳子さん作詞、筒美京平さんの作曲です。)


この、映画を実際に当時リアルタイムで映画館で見た方も  この歌をとても好んでいるので、、
相当に人気の映画と主題歌だったのが伺い知れますね。^^

芳本美代子〜青い靴〜Auroraの少女〜心の扉〜

芳本美代子さんは85年デビューのアイドル歌手で、同期は中山美穂さん本田美奈子さん、南野陽子さん、浅香唯さんなど。

そのかなり高い歌唱力とトーク力は有名でした。^^


デビュー曲では、まだ持ち前の歌唱力は発揮されておらず、、

典型的な恋する清純派なアイドル歌謡の「白いバスケット・シューズ」


続いて、同様のアイドルらしい路線を歩まれた、、

なかなか前進しない恋を進展させる手段を内気を装いながら、あの手この手で考える「プライベート・レッスン」、、


好きな相手なのに、相手のデリカシーのない行動に対しての揺れる心から、、

このまま勇気を出せず見送る恋となってしまいそうな予感を、シットリと優しい歌唱で表現された「雨のハイスクール」、、


同じく財津和夫さんの作曲の名曲で、秘めた恋を爽やかに胸にとどめたまま、晴れやかにわかれていく「心の扉」



かなりダンサブルな歌となり、複雑な曲調ながらも軽やかに抑揚、緩急を操り、余裕を持って歌われていて、見事な歌唱力が発揮される「青い靴」、、


ニューミュージック〜ディスコ風の曲である「Auroraの少女」、「ヴァニティ・ナイト」、、

でも引き続き、健康的に日焼けされていて、衣装も派手、、身軽なミポリン路線を保たれています。^^笑


そしてムーディーで都会的な雰囲気の中で別れをつげる「涙のイヤリング」


シティポップでAOR風、、お洒落なサウンドである「東京Sickness」



芳本美代子さんは、かなり初期から路線でミポリンを意識するあまり、やや個性を失った気もしますが、、


それでも、決して彼女の人気が下降しなかったのは、、

ひとえに彼女の歌の放つ 絶大な魅力なのだと思いました。^^

松田聖子 1 〜裸足の季節〜青い珊瑚礁〜風は秋色〜潮騒〜

松田聖子さんは、山口百恵さん、ピンクレディーらを始めとする70年代歌謡を中心とされたアイドル達の時代から、、80年代のポップス路線への幕開けを告げた象徴となっています。

そのどこか三枚目で面白くて、飾らないキャラもあり、とてつもない人気を博しましたね。

魅惑的で甘々で極めて綺麗な声質は、キャンディボイスと呼ばれ、声量や伸びも含めて異彩を放っています。

デビュー曲であり、、アイドル ポップスと言われるニューミュージック〜洋楽の様に新しい雰囲気を持ち、爽快な歌である

大ヒットの始まりとなり、眩しく輝く南国を連想させる疾走感と広がりのある歌

超高音の伸びを繰り返して駆使しながらも、繊細な部分を、緩急を丁寧に付けながら、高らかに歌い上げる「風は秋色」

潮騒」「Eighteen」などでは、初期の松田聖子さんの曇りのないクリアーさを生かしながらも、、シットリと静けさの漂う情緒も見事に表現されていて、、

代表曲とは違う趣向で様々な方向性にチャレンジされている、
B面やアルバム曲からも、多面的な才能を感じる事ができますね。^^

堀ちえみ 2 〜クレイジーラブ〜ジャックナイフの夏〜リ・ボ・ン

堀ちえみ さんは初期は、歌唱力あるよく伸びる お声でありながら、

かなりアイドルらしい、まだまだ儚く頼りない歌唱をされているのですが、、


アイドル時代の後期からは特に、持ち前の歌唱力をいかして、激しく熱い歌唱をされる事が増え始めてきます。


アップテンポのニューミュージック風で緊張感と疾走感のある「クレイジーラブ」


こちらも洋楽風で燃える様な熱い想いで相手を立ち止まらせようとする大胆で激しい「Deadend Street GIRL」


恋に輝いていた頃の過去の自分自身を懐かしく、、

しかし変わってしまった現在の自分が浮き彫りになり、、

とても寂しく振り返る「青春の忘れ物」



中森明菜さんのSOLITUDEを作曲された、タケカワユキヒデさん作曲である

「ジャックナイフの夏」

これは堀ちえみ さんとは思えないほどに、アーティスティックで色っぽく、気怠げに、、


どちらかといえば中森明菜さん風味?に歌われていて、曲調も激しくスリリングかつ スピーディで、大人のムード全開となってます。



そして代表曲であり、相手への嫉妬で揺れる意地悪な、そして、それが ある意味で非常にリアルな女性心を、、三浦徳子さんが作詞された「リ・ボ・ン」


こちらは中々の難曲で曲調やリズムが複雑に切り替わります。^^


堀ちえみ さんの楽曲ごとの変化に応じて、、

歌唱の力量と繊細な表現力も それに応じる様に適応して、パワーアップしていくのに驚きます。^^


堀ちえみ 1 〜潮風の少女〜東京Sugar Town〜稲妻パラダイス〜

堀ちえみ さんは、花の82年組(石川秀美さん、早見優さん、三田寛子さん、中森明菜さん、松本伊代さんなど)に分類されるアイドル歌手で、歌も のびやか、そして爽やかで中々にお上手です。


ドラマ「スチュワーデス物語」での、風間杜夫さん、片平なぎさ さん、春やすこ さんらとの掛け合いは面白くて、非常に笑えました。^^


あの女優の沢口靖子さんと同じく、大阪の堺市出身で、堺を代表する存在です。

同じ堺出身者としては、とても嬉しい存在です。^^


デビュー曲の「潮風の少女」

続く「真夏の少女」「 夏色のダイアリー」、


最後に大どんでん返しのある、まさかの展開が楽しめる曲の「待ちぼうけ」、、


この辺りは爽やかで、未だ あどけなさの残っている様な明るい雰囲気の路線ですね。



深く愛された幸せな過去の想い出を振り返りながら、、突然の思わぬ別れのため、その終わりを受け入れきれずにいる

「さよならの物語」、、



相手の方から、好きだ と告白されたはずが、逆に強く心を囚われてしまい、、

付き合っているのに、思うように気持ちが、その後の相手から全く届いてこない事の 寂しげな不安を胸の奥に秘める、、という やや変化球な哀愁の歌 「夕暮れ気分」、、


などなど、、初期の頃は極めて純情で、やや幼く子ども らしい??  アイドルらしいイメージの歌唱が中心なのですが、、


アメリカのクラシカルでロックなオールディーズ風の明るい曲で、あまりに際どく大胆過ぎる 真夏の海での出来事「稲妻パラダイス」


こちらもオールディーズを強く意識した、懐かしいイメージで、、歌詞は相手との 熱い恋を待ちわびるというハッピーな曲「 東京Sugar Town」


堀ちえみ さんはアイドル歌手として御活躍された後期頃の歌唱からは、、

ニューミュージック風の楽曲に似合う パワフルで高らかに伸びる歌声に、特に磨きがかかっていきますね。^^

ファミコン〜最初代 マリオブラザーズ〜カニ

1983年に任天堂が、ファミコン用に発売したゲームで、、

下から、(配管工である)マリオとルイージが上の床をジャンプして突き上げ、、(えんえんと無限に)敵をひっくり返し続けていき、蹴り倒すゲームでした。^^笑


これはアーケードゲーム版の存在も知られていますね。

このアーケード版の場合は特に、仲間同士で足を引っ張り合うのが通例になっていて、いかに相手をミスに誘うのかが楽しかったのです。^^笑



そして床から突き上げられて、ひっくり返された敵は、、

早く蹴って下に落とさないと、時間とともに復活してしまい、、

どんどん色が変わっていき、、回数を追うごとに猛烈に素早くなり、、収集が付かなくなります。

特にピンクガニは悪夢の様な速さ!!

(このゲームはマリオ達が、敵や突然に湧いてくる火の玉に触れるとミスになり、、倒れてしまうのです。笑)


なんか長いことやってると、つまんなくなるのですが、、時間が空くと またプレイしたくなる様な中毒性があるんですよね。汗


今から考えると、家族や友人とよく飽きずに楽しくやってましたね。。^^笑


こういうゲームが珍しかった時代だからだと思います。笑


あの戦闘の背景真っ暗、洞窟真っ暗、カニ歩きのドラクエ1 ですら、、

未だに、あれが一番面白かったね〜と家族でドラクエが話題になると言い合ってたりします。^^笑笑

早見優〜急いで!初恋〜夏色のナンシー〜アンサーソングは哀愁〜あの頃にもう一度

早見優さんは夏、南国、日焼けされた健康的な肌、、

また(バイリンギャル?)バイリンガルで英語が堪能、ハワイから来た帰国子女のイメージがあります。^^


デビュー曲であり、、

駆け引きをしかけ、素敵な恋を待ち望む青春を描いた、爽やかな曲「急いで!初恋」のヒットで、、

活発で大胆、そして快活な少女のイメージになっていましたね。


その他にも、

プールサイドでの恋愛駆け引きと、その進展を表面には出さずに目論む主人公の楽しい曲「夏色のナンシー」、、


大胆に相手から誘わせようと仕向ける、アップテンポで、アイドルらしい可愛いさのある曲

「誘惑光線・クラッ!」、、


などアイドル歌謡的な夏をイメージした明るく楽しい元気な楽曲ばかりなのですが、、



意外にも初期の楽曲であるサードシングルで、、


低空飛行の小ヒットに留まる結果となった、いきなり実力派路線に舵を切ろうとした印象の「アンサーソングは哀愁」、、

この曲はとても 歌謡曲らしく、叶わない恋に心を悩ませる主人公の悲哀の感じられる素敵な歌なのですが、、

まだ上手く歌いこなせていない様な??未完成感が少し残ってしまっています。^^汗



続いて発売されたシングルの、、

別れた過去を悲しく振り返る内容で、リフレインのサビが切なく美しい「あの頃にもう一度」



そして、やっと歌唱力が追いついて、深みがまし、終わりゆく恋の気配を しんみりと見守る様に歌う「哀愁情句」、、



次にシンガーソングライターの中原めいこ さん

(「君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。」、、と、、

アニメ「ダーティペア」の主題歌「 ロ・ロ・ロ・ロシアン・ルーレット」、そのエンディングの「宇宙恋愛(スペースファンタジー)」 で知られる。)


の作詞作曲の1985年の歌「passion」、、

は大人なムードで、真夜中のバイクでのデートを疾走感とともに歌う 歌謡曲調の歌です。


この歌の頃になりますと、早見優さんの確かな歌唱力の進化、成長を感じさせました。^^

3×3 EYES〜ブルーシード〜立木文彦

90年代に流行った、高田裕三さん原作のアニメ作品には、、

3×3 EYES(サザンアイズ)、BLUE SEED(ブルー・シード)、、


これら二作は藤田和日郎さんの「うしおととら」の様な怪異を題材とした作品。

そして和で、日本的な神道や神話の様相も呈しています。


また万能文化猫娘、、など かなりユニークな物が有りましたね。(こちらは発明されたメカやアンドロイド達、それに振り回される周りのキャラクター達のドタバタを中心とした、割とギャグ色が強めの作品です。笑)


ブルーシードの テレビアニメ版の主題歌である

「CARNIVAL・BABEL〜カルナバル・バベル〜」は、、

あの庵野秀明さん原作  新世紀エヴァンゲリオンにて 碇ゲンドウ役や、、


空知英秋さん原作の銀魂  でのマダオこと、長谷川泰三 役で知られている、立木文彦さんがTAKADA BANDとして 三松亜美さんとデュエットしていて、、

(三松亜美さんの歌唱もたいへんに素晴らしいです。)


立木文彦さんは、重厚で低くハスキー、

そしてまた、渋くて味もある声質を活かし、、遥か想像以上の、極めて高い歌唱力を披露しています。



英語のコーラスで始まり、当時のアニメらしい雰囲気の都会的で大人向けな印象、、

かつアニメの世界観をフルにいかした 迫力のあるサウンドを作られていますね。



そしてアニメ  3×3 EYESでは、、

「風をつかまえて」、「Never Die」など多数の歌を歌われていて、、デュエットとして合わせる技術もお二人は素晴らしく、お洒落で完成度が高い作品となっています。^^


立木文彦さんの歌唱は、玉置浩二さん風の纏(まと)わりつく様な、男性的な色気がありますね。


山崎まさよし〜One more time, One more chance〜僕はここにいる

シンガーソングライターである山崎まさよし さんは、、悲哀を感じさせる やや無機質ともいえる抑え気味の歌唱と、柔らかい声質、

たいへん抑揚のある 節回しが、時折、随所随所に差し挟まれるハミングなどが、効果的に効いていて、悲痛さに拍車をかけています。^^



二人の燦然と輝いていて、掛け替えのなかった、、もう今は取り戻す事が敵わないであろう 楽しかった日々を、、

深い喪失感と哀しみとで、もう一度 取り戻したいと 無意識に振り返ってしまう、、


相手への秘めた、押しつぶされそうに痛切な想いに 崩れそうな程に 悶え苦しむ歌で、、

楽器の壮大なる音色が 更に深みと痛みとを添える「僕はここにいる」、、


出口のないほどの悲しく、、今にでも壊れそうな繊細で脆い男性心を歌わせたら、、

もう右に出る者は居なさそうな位の、情感溢れる表現力に驚かされますね。^^

斉藤和義〜déjà vu〜歩いて帰ろう〜やさしくなりたい

斉藤和義さんは個性的で柔らかで、穏やか、、

日常の生活に比較的に寄り添う様な世界観と、、そのやや気怠げながらも 鋭い底力を感じるボーカルが素晴らしいと思います。


ギターなど様々な楽器に巧みで表現力豊か、、

また、その独自世界からは決してブレない感じが堪りません。^^


鈴木蘭々さん などの居た時代のポンキッキーズ世代としては「歩いて帰ろう」での印象が、鮮烈に記憶と想い出に刻まれています。


この曲は、日々の単調で代わり映えのない生活を送る中、、

自分を消して、偽らざるを得ない虚無感と 焦燥感を歌っているのですが、、とてもノリがよくて、、無理せず ゆっくり歩こうと、聴き手を励ます応援歌的なムードがあります。^^


そして、インストルメンタルであり、エコーを用い、、幻想的で満ち足りた世界を描く、、斉藤和義ワールド全開の初期の作品で完成度の極めて高いdéjà vu」、、



2011年に発売され大ヒットした、、

歌声、メロディと歌詞の流れが、とてもシャープで耳心地よくて癖になる、、

「やさしくなりたい」


この、個性的でユニークな世界観はハマると、もう堪らないですね。^^


伊藤咲子〜ひまわり娘〜木枯しの二人〜乙女のワルツ〜きみ可愛いね

伊藤咲子さんは、岩崎宏美さんが次の年に華々しいデビューをされて、出て来る前は、、

実力派歌手としての名を欲しいままにし、知名度はかなり高かったが、、

そこから存在感が減ってしまった〜、、との知り合いからの談がありました。^^笑


歌唱は正直な歌い方をされていて、とても、のびやか晴れやか、正統派な感じで聴きやすくて、声質はやや低めで落ち着いた、独特の大人びた雰囲気です。


アイドル歌謡で高らかに、自分自身を向日葵に例えて愛を歌う「ひまわり娘」、、


哀切に、もう引き返せない恋への覚悟をシットリ聞かせる様に歌う「冬の星」、、


運命に引き離されてしまいそうな、若い恋の不安をパワフルに述べる「木枯しの二人」


叶わぬ初恋を心の内に秘めながらも、相手を優しく そっと見送る「乙女のワルツ」


相手を愛されるよりも、こちらから猛烈に愛する幸せに心から震える、極めて楽しく明るい楽曲「きみ可愛いね」、、など。

(ほとんど阿久悠さんと、三木たかし さんコンビが多いです。)

などでの安定感のある歌声は歌の上手さを引き立てています。^^