〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

2021-01-01から1年間の記事一覧

バーブ佐竹〜女心の唄〜白い太陽〜何でもないんだ

バーブ佐竹さんは、その外見(容貌)の強烈なインパクトと、、その甘く低く、時にはやや高く高らかな、爽やかな 美声とのミスマッチさ、アンバランスさが特徴的となっています。^^男性が描く女性心らしい、情念が穏やかに優しくムーディーに描かれた「女心の…

旗照夫 〜あいつ〜爪〜ペギー葉山〜男性コーラスグループ〜ダーク・ダックス〜デューク・エイセス〜ボニー・ジャックス

旗照夫さんはジャズ シンガーであり、、非常に甘く優しい、落ち着いた低音の美声が秀逸、、洒落た方で、、デビュー当初から当時のムーディーな洋楽のヒットソングや、洋画の映画音楽などのカバー曲を多数、、情感豊かに見事に歌われていますね。^^(アップ…

村田英雄 2 〜王将〜田原坂の美少年〜

時に、ド演歌と称されたりもする、村田英雄さんの歌ですが、その浪曲由来の民謡にも対応される軽やかな歌唱法は卓越していて、、浪曲ファンの世代にも、自然と受け入れられる歌謡曲に見事に昇華させています。^^昨今の様に、明確に歌の分類がなかった当時…

村田英雄 1 〜無法松の一生 度胸千両なし〜度胸千両入り〜太陽に祈ろう〜栗塚旭

村田英雄さんは、非常に重厚感と迫力のある情緒あふれた演歌調、浪曲?の歌唱をされる方で、浮世の人生にある悲喜を歌われたり、、そして、時には人々に勇気や活力を与える壮大な歌を細やかに、、また潔く、地に足のついたムードで穏やかに情緒深く表されま…

笠置シズ子 2 〜ホームラン・ブギ〜セコハン娘〜買物ブギー〜情熱娘

大阪魂を持つ笠置シヅ子さんならではの、大阪下町の女性らしい快活で溌剌とした、、やや ずうずうしさ、厚かましさ、、(つまりは庶民的な飾らなさ?)、、さえも見事に、楽しく陽気に、また大胆に飾らずに表現されています。^^8つのチームについて、、(虎 …

意外と隠し味のスパイス〜ナツメグ〜オレガノ

ハンバーグにはニンニクを入れると美味しいのは勿論なのですが、、意外と知られていない隠し味としてのスパイスにナツメグがあります。^^ハンバーグにナツメグを入れると途端に高級感が増すというのか、、より本場のドイツ??風なハンバーグに近づいた印…

南野陽子 3 〜秋のIndication〜吐息でネット。〜ガラスの海で

南野陽子さんはデビュー当初は、いわゆる淡々とした抑揚に乏しい、サウンドに、まだまだ負けていた歌唱が印象的だったのですが、、2年後には着実に歌唱力に進化を見せてきます。この情感の表れが、ナンノの人気の持続にも繋がっていると感じました。^^南野…

藤島桓夫 1 〜破れソフトのギター流し〜初めて来た港〜さよなら港

藤島桓夫(たけお)さんは、水兵さん、水夫、船長さん、 船乗り、、(海軍?は違いそうですかね。笑)といった各地を転々とする船員のイメージを醸し出した マドロスの歌を歌われたイメージが強い方であり、、そういった衣装を着られていた写真も多々あります。…

南野陽子 2 〜楽園のDoor〜エイプリル・フール〜ひとりっきりの夏は

南野陽子さんは、その落ち着いた、色のあまり付いていない控えめな歌唱と、、サウンドの豪華さ、華やかさを駆使されて、歌の完成度を勝負しています。^^スケバン刑事が3代目の浅香唯さんらに移ったあとも、、その可憐な雰囲気のある可愛いさもあり、、楽曲…

笠置シズ子 1 〜ラッパと娘〜東京ブギウギ〜銀座カンカン娘

笠置シヅ子さんは、戦前から戦後に掛けて、大胆で激しく陽気なキレのあるダンスと、歌で 一世を風靡した方で、、異国風の豪華なインストルメンタルなサウンドを味方につけた、、高い声質での、ガラッパチ風?な、この上なく軽快な歌唱と、非常に細かなビブラ…

ふるる冷麺〜ビビン冷麺〜農心

農心から 出ているビビン麺が非常に美味しくて、夏は特に週に2回くらいは食べていました。^^近所のダイコク ドラッグや、業務スーパーで時々、安売りをしていて、つい買い漁ってしまいます。あと農心は辛ラーメンで知られていますね。辛ラーメンと言えば、…

美空ひばり 2 〜橋のたもとで〜夜霧ふたたび〜あきれたブギー

美空ひばり さんは子ども時代の方が歌が上手かったと時折いわれる通り、、すでに完成された歌唱は、言われないと判らない程に大人の様であり、恐るべき才能に満ち満ちています。(しかも、凡ゆる曲調や歌い方に対応可能です。)また映画やレコードのリリースの…

三橋美智也 2 〜星屑の町〜また来るよ〜ご機嫌さんよ達者かね

三橋美智也さんは、、男性歌手ではNo. 1とされ、、戦後を代表する人々の心を捉えて離さなかった名歌手であり、、浪曲、民謡由来の非常に細かな、また伸びやかな発声を自由自在に 、変幻自在にコントロールされた歌唱は素晴らしいものです。^^繊細で 優しく…

山口百恵 9 〜絶体絶命〜いい日旅立ち

山口百恵さんは歌を離れると天真爛漫で無邪気な表情と明るいトークを見せているのですが、歌や演技となると瞳と雰囲気、顔の表情に、深く深淵な翳りを見せます。引退直前のラジオでも、話し方に翳りを見せて、引退の決意を真剣に語っていますね。まだ20歳に…

山口百恵 8 〜秋桜〜赤い絆〜口約束〜

山口百恵さんは、悲哀とメソメソ感の強い歌詞、曲調の歌唱から、、大人の情感の複雑さをも巧みに表現する表現者へと急成長を遂げ、、一般的な支持も 曲によって、ある程度の変動はありつつも維持され、、その後押しもあり、影のある少女から強い女性へと脱皮…

南野陽子 1 〜さよならのめまい〜悲しみモニュメント〜春景色

南野陽子さんは1985年にデビューされ、スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説という破天荒で、やや荒唐無稽な作品で大ブレイクを果たし、、当時の人気アイドルとして、一躍トップに躍り出ます。^^都倉俊一さん作曲で、、やや緊張感のあるロックな始まりから、柔ら…

色々な発見〜聴いていくこと〜再発見

今も現在進行形で様々な時代、国、クラシックなどを問わずに、様々なジャンルの歌を再び聴いていっているのですが、、思った以上に 嬉しい発見がたくさんあります。むしろ無数、無限にあると言っても過言では無さそうです。例えば、まず1つは、、今の気持ち…

山口百恵 7 〜パールカラーにゆれて〜赤い衝撃〜

山口百恵さんにアーティストとしての評価が高まり始め、、映画の主題歌を始めとした、大人しく運命を全てそのまま受け入れる従順な女性像から、、現代的な主体性を持つ強い女性像へと同時に変革が図られていきます。^^(しかし、横須賀ストーリー〜初恋草子…

美空ひばり 1 〜東京キッド〜青空天使〜ひばりの花売娘

敗戦後の混乱期、都市では飢えが蔓延して、、まさにドン底の世界を現実として生きていた人々の心を支えたと言われる、、戦後の最大の押しも押されもせぬスーパースターだった美空ひばりさん。幼いながらも、その存在感と、圧倒的な歌唱力は、信じられない程…

三橋美智也 1 〜あの娘が泣いてる波止場〜おさらば東京〜

三橋美智也さんは戦後1950年代の歌謡界に美空ひばり さんと並び称される程の存在感を示された程の人気歌手で、、島倉千代子さんの様に民謡も得意とし、沢山の作品を残されています。デビュー曲であり、和の民謡の情緒な愁いが、そこはかとなく哀切に漂う「酒…

若原一郎 1 〜東京ナイト〜おーい中村君〜山蔭の道

若原一郎さんは戦後まもない、混乱期の1950年代の流行歌歌手で、そのやや高くクリアーでハッキリとした声質は この上なく軽快で、、心地よく響きます。^^上原げんと さん作曲の、、明るく、軽やかながら、マドロスの別れの愁いを歌詞に優しく映す「船に灯…

松田聖子 5 〜Rock'n Rouge〜ハートのイアリング

松田聖子さんは80年代の始まりを告げる1980年に、後のアイドル像の基本を確立され、、アイドルのピラミッドの頂点として、最トップに君臨し続けて、、(今もなお)燦然と輝いていたスーパー アイドル歌手とされます。^^また性格は三枚目で、飾らないのも親近…

小泉今日子 2 〜艶姿ナミダ娘〜クライマックス御一緒に〜風のマジカル

小泉今日子さんは、愛称キョンキョンと呼ばれ、、その独特の気怠げな雰囲気を漂わせる歌唱と、、少しかすれたハスキーめな声、、物怖じしない非常にサッパリした性格で知られていて、、またアイドル歌手としては、やや奇抜で人目をひくユニークな方向に歩ま…

松田聖子 4 〜天国のキッス〜SWEET MEMORIES〜蒼いフォトグラフ

松田聖子さんの歌は、、基本はたいへん分かりやすいメロディと、、明確に真っ直ぐに伸びていく甘い歌声が耳に残りやすく、、その凄まじい際立つユニークさで圧倒してきます。^^夏の爽やかな涼しさ溢れていて、、清涼感とともに、ゆったりと心地良い「小麦…

山口百恵 6 〜ささやかな欲望〜愛に走って〜白い約束〜赤い運命

山口百恵さんの活躍が基本は歌手としての単独から、、本格的に女優としての映画やドラマでの活躍とも同時並行になり、、ミステリアスで神秘的な、、また歌やドラマなど以外の 素では割と剽軽で明るいキャラなので、、更なる不動の存在感が増す事になります。…

山口百恵 5 〜冬の色〜湖の決心〜伊豆の踊子

山口百恵さんのイメージは変遷していく過渡期となり、、こらから強い女性像を後々に歌われるとは思えない程に、この時期の山口百恵さんは特徴的な女性像を描いた歌詞を歌唱されます。^^笑山口百恵さんの代表曲とも言える、、非常に意味深な歌詞が特徴であ…

山口百恵 4 〜としごろ〜𠮟らないでね〜春風のいたずら

初期の山口百恵さんは、素材そのまま?全く飾らない雰囲気と、まっ正直な 合唱の様な歌唱で、、千家和也さん、都倉俊一さんコンビによる作品を歌われています。^^明るく溌剌として、健康的で若者らしい、、甘く暖かなナイーブさのある「としごろ」とても健…

中森明菜 7 〜最後のカルメン〜Fin〜MILONGUITA

中森明菜さんは鬼気迫る雰囲気と悲しみをまとい漂わす様になり、、それと同時に更なるアーティストとして、深遠さ、不動の地位へと歩まれていきます。国安わたる さん作曲であり、、恋の終わりの哀しみをジプシーに例えて、その諦めを儚く歌い切る「ジプシー…

ピンクレディー 2 〜UFO〜サウスポー〜モンスター

ピンク・レディーは1970年代後半に非常に爆発的な人気のあった女性二人(ミーさんと ケイさん)のデュオで、、阿久悠さん作詞、都倉俊一さん作曲による、、その世界観はアニメの様に凡ゆる存在をテーマに含むという、強烈ながら、どこか笑える様なユニークなも…

70年代〜阿久悠 筒美京平 都倉俊一

アイドル歌謡曲とされるもの(若者に人気のある同世代の歌手が歌われる曲、、と定義できましょうか??)の完成度が非常に高くなるのは70年代で、、オリコンなどの ヒット チャートの最上層を常に占め始めてきます。郷ひろみ さんら新御三家〜天地真理さん〜キ…